ScanSnapというスキャナをご存知ですか?
お店には手描きの原稿を持ってきてくれるお客様用にスキャンするサービスをやっています。
店頭では手書きの原稿が多くいろいろな材質の原稿が持ち込まれるので、SV600という非接触型のスキャナを使っています。
そのコンパクト版のS1100というモデルがあり、すごく平らでスクエアなかたちをしているので、ScanSnapのメーカーさんである株式会社PFUさんとカスタムプリントしたS1100を作ろうというイベントを企画してクリエイターさん6名が参加してくれました。
ScanSnapはいくつか種類があります。
この中でもS1100は四角柱で材質も定着がいいモノだったのでお店でもカスタムプリントして資料のスキャンで使っています。なので今回はS1100の白バージョンにプリントします。
まずはPFUの佐藤さんからスキャンとはから、「女性に便利なスキャンの方法」をレクチャーしてもらいました。
化粧品のパンフレットやショップの会員カードや気になる飲食店の名刺など女性ならではのアイデアもでました。
今回参加してくれたクリエイターさんはデザインのテイストも全く違ったり、子供のいる方もいたりと多種多様な方が参加してくれていろんな質問もでてきました。レシートスキャンから家計簿をつける機能がすごく好評でした。
ということでどーーんとScanSnapの開封の儀をとり行いました。今回のS1100の白モデルはAppleストアとPFUさんのPFUダイレクトで販売しています。
丁寧にマスキングと表面についた油を脱脂します。ちなみにこの蓋ははずれますのが、印刷するときにつけたままのほうが水平がとれるのでそのまま印刷します。(ちなみにこの蓋が外れるのは万が一落下してしまっても壊れないようにすこし余裕をもって外れるようになってるかららしいです。ものづくりってすごいですね)
今回は商品が同じなので3名づつ面付けして印刷しました。
まずは下絵として一度プリントをします。その後にその場所にぴったり合うように慎重においていきます。ここはもちろんお客さん自身が参加してもらうところなので慎重に。。。
お店でプリントする時に印刷するものが高価なときはさらに上にラップを引いて慎重に作業します。失敗しないか本当に毎回心配です。
ラップの上に綺麗にプリントされました。ちょっとずれたところだけ修正します。
印刷完成です。ほんとうに綺麗です。
参加した人が言っていたんですが、「ちゃんとした製品感がある!」カスタムですが、本来商品の印刷でつかう本格的な業務用プリンターなので当たり前といえば当たり前なのですが、目の前で完成していく様子はやっぱりテンションが上ります。
そして天板の印刷が完成です。
もう一組のかたの作品もプリントされてきました。
前面の給紙する場所のガイドも取り外しできるので次は前面を印刷していきます。
実はこの全面のガイドもまっすぐのようにみえても、紙がスムーズにはいるように微妙にテーパーがついていたり、取付角度が変わっていたり分解しないとわからないこだわりが随所に見えます。
位置合わせしようと思っても実は落とした時に力が分散するように角度が微妙についていたりと驚く所がいくつもありました。
なので今回は名刺を台座にしてすこし持ち上げました。
そしてガイドだけでなく、前面すべてを印刷したいというアイロンビーズクリエイターなヌンさんがなにやら準備を始めていました。どんな風になるのでしょうか?
倒れないようにネリケシで固定して水平を取って印刷しました。すごくうまくいきました。なまえのいちもジャストな場所です。すごい。
そして全員のカスタムS1100が完成しました。
テンションが上ったままみんなの作品の品評会がはじまりました。
大量生産な世の中になっていい商品は気づいたら周りのみんながもっていたり、売れるデザインを追求するあまり没個性的なものになってしまうのはある程度しょうがないところだと思います。
でもその中でデジタルインクジェットを使えば自分だけのオリジナル商品が作れちゃいます。
お店のDMに使ったデザインとお揃いのデザインだったり
星が随所にある幾何学模様がすごくきれいだったり
模様にみえるデザインのなかにAYAという自分の名前が隠れていたり
いたずらが大好きなおさるのダニエルもかわいかったし
まるでネギなスキャンスナップが最高に面白かったり→ぬんびりぶろぐ「もしかしてネギ?」
一番手前のS1100はお子さんの絵をデザインしなおして作っています。
これからもHappyPrintersはカスタムプリントをいろいろチャレンジしたいなと思っています。
最後にみんなで記念撮影をしました。
S1100はこれからもいろいろ遊べそうなので興味有る方はお店に遊びに来て下さい。印刷フォーマットもありますので、お問い合わせはメールおねがいします。mail:hello@happyprinters.jp
ちょっと早くついたお子さんが店内で絵をガンガンかいていました。
せっかくなのでその作品をSV600でスキャンして画面に大きくうつしたらすごく興奮して楽しんでくれてました。
こんな手書きのデータであっとういまに世界でひとつのオリジナルグッズが作れてしまいます。
お店でもお子さんの落書きでつくるオリジナルグッズのワークショップも企画していきます。